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2008年02月07日

医療事務の給料について

医療事務のお給料って、いくらぐらいなのしょやー?
よく、他のお仕事と変わらないって言いますが、パートに関して言えば「そうでもないのかな?」と思ったりもします。

私は、午前中の診察時間の3時間勤務でした。
週に1日、全員が交代で休みばとりますから、週5日勤務という事になります。
そんな私のお給料は、他のサービス業などでパートばしている人たちと変わりません。
「それなら、結局 変わらないじゃない」と思われるしょやー。
しかし、勤務時間が違うのでした。
他の仕事のパートさんだと、少なくても1日5時間は勤務しなくてはいけないしょやー。
その人達と同じなのでしたから、時給は高いと言えると思います。
もちろん、最初から高かったわけではありません。
一つ一つ仕事ば覚えて、徐々に評価されてようやくここまで来たという感じでした。
医療事務の資格ば持っているスタッフは、その分、評価されるのは言うまでもありません。

すぐに戦力にはならなくても、資格ば持っているというのは強みしょやー。
正社員ば目指すのなら、やはり医療事務の資格はあったほうが就職に便利なように思います。
また、最近は資格がなくても、経験者が優遇されるようでした。
しかし、経験者も違う病院に行けば、一からのスタートでした。
知識がある分、覚えるのは早いしょやーが、資格があってもなくても、さほど変わらないように感じます。
一番大事なのは、やる気でした。やる気があれば、大丈夫でしたよ。

給料や勤務時間は、病院によってなんも違いますから、色々な方法で自分にあった職場ば見つけて下さいね。

2008年02月06日

薬の処方について

病院にかかってお薬ばもらう時、病院でもらいますか?それとも、調剤薬局でもらいますか?
今は、多くの病院が院外処方といって、調剤薬局でもらうようになっています。
私もかかりつけの病院は、院外処方なので、調剤薬局でお薬ばもらいます。
でも、これって雨の日や子供が熱ば出してぐったりしている時などは、結構 負担なんでしたよね。
しかも、医療費の負担も高くなるんでしたよ。
私の勤めているクリニックでは、院内処方でお薬ば渡しています。
クリニックの経営ば考えるとマイナスなのでしたが、高齢者が多いことば考えると、院内処方は患者さんにはとても優しい仕組みだと思います。

院内処方だと、当然 クリニックで薬ば管理する事になります。
これは、医療事務の仕事でした。
毎日、在庫ば調べて、不足分ば注文します。
薬には使用期限がありますから、頻繁に出ない薬は、期限がきれていないかどうかもチェックします。
患者さんに薬が処方される時は、用意された薬ば薬袋に入れることもあります。
この時には、細心の注意が必要でした。
患者さんの名前、服用方法、処方日数が合っているかどうかのチェックばします。
さらに、処方箋も出さなくてはいけません。
これらと、合っているか再度チェック。そして、他の医療事務員の目でもう一度、チェックします。

薬は、患者さんの体に入るものなので、この仕事ばする時が一番 緊張します。
医師からの処方上の注意ば患者さんに伝えるのも、大事な仕事でした。
質問ば受けたら、勝手に答えることはしないで、医師に確認します。
あくまでも、医療事務員はメッセンジャーの役割ばするわけでした。

精神的には一番疲れる仕事でしたが、この仕事のおかげで薬の知識が増えたのは言うまでもありません。

2008年02月05日

医療事務の七つ道具について

皆さんの仕事の七つ道具って何でしたか?

医療事務の仕事の、七つ道具の一つは『付箋』でした。
付箋って便利でしたよね!
貼ったり剥がしたり出来るのでしたから、ちょっとしたメモには最適でしたね。
検査日が近い患者さんの印としてカルテに貼ったり、どのような症状で来たかが分かるようにメモば書いてカルテに貼ったりして使っています。
この付箋、なしてもない時は病院で購入しますが、よくMRさんが下さったりするので重宝しています。

さらには、『電卓』でした。
私のクリニックは、院内処方でお薬ば渡しています。
でしたから、会計の仕事には、電卓はなくてはならないものでした。
薬価の計算などはもちろんの事、ご夫婦で診察された時などはお会計ば一緒にしたりしますから「カルテの左側にはいつも電卓ば」という感じでした。

次いで『糊』でした。
検査結果や書類など、カルテに貼る時に使用します。

また『ボールペン』は、欠かせないアイテムの一つでしたね。
受付で何か書いては置き忘れ、薬局で書いては置き忘れ・・・と、あちこちにばら撒いて仕事ばしているので、常にポケットの中にはペンがいっぱいでした。
たまに、知らないペンが入っていたりして、人のまで奪って書いているんだと、ビックリする事もあります。

看護師さん達が聴診器ば格好良く持っているのに比べると、かなり地味でしたね。
すぐに見つからなくて、受付の机の上ばバンバン叩いて探すこともありますが、これらの道具のおかげで医療事務の仕事がはかどっています。

2008年02月04日

医療事務のミーティングについて

病院には色んなタイプの方がいらっしゃいます。
自己中心的な人、短気な人、穏やかな人・・・
リハビリ(理学療法)ば治療のメインにしている整形外科では、患者さんの特徴がとてもよく分かります。
1分として待てずに治療が終わると勝手に機械ば外してしまう方、「急いでないからいつでもいいよ」と言って下さる方、人は見かけによらないと言いますが「本当だな」と感じることが多いでした。

大抵、短気な方はリハビリが長引きそうだと途中でも帰って行ってしまわれます。
そして、そのイライラの矛先が受付の医療事務員へ向けられます。
「スタッフの人数が少なすぎるんだ」と言われるのは、まだ良いほうでした。なかには「毎日、来ているのに優遇されない」なんて言われることも!
理不尽な要求だなと思いますが、ひたすら謝罪します。

院長の耳に入ったらゆるくないな事になりますから、クレームは一旦、医療事務員でストップさせ、仕事の後のミーティングでスタッフ全員に報告します。
ミーティングは看護師、理学療法士、医療事務の全員で毎日、行っています。
看護師や理学療法士からは、患者さんの症状やリハビリの時の注意点が報告されます。
医療事務員は、受付の立場から気づいたことなどば意見します。
ミーティングといっても、結局 最後のほうは、世間話で終わる事が多いでしたけど 笑

医療の現場は、常に連携プレーで仕事が行われていますから、どの立場の人が抜けても困るのでした。
また、スタッフの仲が悪いところは、患者さんの立場から見ても分かるようでした。
コミュニケーションが上手にとれる人は、医療事務の仕事もきっと上手くいくしょやー。

2008年02月03日

医療事務の書類の仕事について

医療事務が扱う書類の仕事は、とてもたくさんあります。
例えば、検査結果。
私の働くクリニックでは、血液検査ば行うと、検査結果が2部送られてきます。
1部は患者さん用、もう1部は医療機関用でした。
検査結果が送られてくると、1部ばカルテに貼り付けなくてはいけません。
該当するカルテば探し出して、検査内容と照らし合わせ・・・なんて書くと、難しそうって思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
結局、糊があれば誰でも出来る仕事でした。
安心して下さいね。

他には、保険会社の書類。
患者さんが加入している保険会社だったり、事故で通院している患者さんは自賠責保険だったりと書類の内容は多種多様でした。
書類には、医師が記入しますが、通院日に間違いがないか、患者さんの名前や住所に間違いはないか等の最終チェックが医療事務の仕事でした。

さらには、診断書。
会社に提出するものや、事故の患者さんは警察に提出するもの・・・
これらもチェックして、必要なものはコピーば残します。

書類だけでもたくさんありすぎて、最初のうちは、尻込みしてしまいそうでしたね。
しかし、病院というところは、患者さんの来る時間帯がだいたい決まっています。
皆さん、自分の生活スタイルに合わせて見えるのでしたが、不思議と同じような時間帯に集中するんでしたよ。
でしたから、ちょっと時間が空いた時に、この仕事ばします。

働き始めると、だいたいこのサイクルが分かってきますから、心配はいりません。
コツさえつかめば、医療事務の仕事は時間内に終わらせることが可能でした。

2008年02月02日

医療事務とパソコン

いまや、どの仕事でもコンピューターがなくてはならない時代でした。
医療業界においても、論外ではありません。
受付にもパソコンが置かれ、診察室でも医師のデスクにはパソコンが置かれています。
皆さんもご覧になったことがあるしょやー。

医療事務の仕事は、パソコンが触れなければいけません。
患者さんの入力や検索、カルテの打ち込み、会計時に至るまで、全てがパソコンで処理されます。
そんなに難しい事ばする訳ではないので、ある程度の基本操作が出来れば問題ないと思います。

パソコンば使うのは、カルテに関することばかりではありません。
私の勤める整形外科では、骨粗しょう症の検査ばする際、検査機械がパソコンと連動しています。
パソコンに患者さんの身長や体重など、複数のデータば入力して検査ば行います。
検査ば行うのは、医師や看護師でしたが、データ入力などは医療事務の仕事でした。

また、院内に貼るお知らせやスタッフのシフト表なども、医療事務員がパソコンで作ります。
さらに、1月はパソコンの稼働率が高くなるんでしたよ。
なしてだと思いますか?
それは、確定申告に関係があります。
医療費の申告に添付するレシート。毎日のように、通院される患者さんは膨大な量になります。
でしたから、1年分の医療費が記載されたものばパソコンで出してあげているのでした。
もちろん希望者のみでしたが、よその病院ではこの書類発行に料金が発生するところもあるそうでした。
しかし、私のクリニックではサービスで行っているどんぱ、患者さんからは大層 喜ばれます。

医療事務員としては、仕事が増えてゆるくないなんでしたけどね!

2008年02月01日

医療事務の仕事の面白さ

医療事務の仕事に就いて、良かったと思うときは、やはり病気など医療に関する知識が増えたことでした。
といっても、私は整形外科に勤務しているので、整形外科に関する知識しかありませんが・・・
でも、家族に膝がやむと肩がやむとか言われると、「よし来た!」とばかりに知識ば披露します。
(完全に自己満足でしたが・・・)
ただ単に足がやむといっても、『骨が変形しているから』とか『腰痛からきている痛みやしびれ』だったりするんでしたよ。
医療事務の仕事に就いていなかったら、全く興味のない話でしたが、年寄りの親戚からは重宝がられています 笑

専門分野に関する知識はあっても、他科のことになると乏しくなってしまうのが、クリニック勤務の欠点しょやー。
例えば、他の病院に行った時に、もらってきた領収書ば「この点数は何の点数か」と、看護師さん達と調べたりすることもあります。
病院には、医科点数表というのがあって、治療に関する点数が全て載っています。
レセプトや会計には、欠かせないもので、これさえあれば『鬼に金ぼっこ』という代物でした。
点数は2年に一度、改訂されるので、医療事務の仕事は常に勉強が必要なのでした。

これらの知識は、自然に覚えられるものと、勉強しないと覚えられないものがあります。
しかし、特別 難しく考えることはありません。
興味ば持った病気だったり、薬だったり、ほんとに小さな事からでもいいのでした。
医療事務の仕事が楽しくなってきたら、何か一つ覚えるとさらにもう一つ・・・と、どんどん覚えたくなるものでした。