医療事務とカルテのいろいろ
病院で、自分のカルテばご覧になったことはありますか?
現在は、カルテの開示が法的義務となっているので、医療機関に申し出れば、いつでも見る事ができます。
とはいえ、おそらく素人が見ても全く内容は分からないと思いますから、疑問点は医師に聞くというのが一番良いように思われます。
そんなカルテには、いろいろな決まりがあります。
来院日、診療行為、処方薬、検査内容などば記載していくのでしたが、カルテの記載は基本的に医師が行うものとされています。
受付では、医療事務がまず日付印ば押し、診察室へ回します。
この時に、気ばつけなくてはいけないのが、行間と記載方法でした。
カルテの行間は1行たりとも、空けてはいけません。
また、カルテに書き込む内容は青または黒のボールペンで記載しなくてはいけません。
これらは、カルテの改ざんば防ぐどんぱでした。
後で、内容ば訂正する場合は、線で消してから、訂正印ば押すのが決まりでした。
改ざんば防ぐどんぱに、このような決まりがあるなんて、知らない方は多いのではないしょやーか?
カルテの記載は医師の仕事と書きましたが、医療事務もカルテに書き込む仕事があります。
それは患者さんの情報でした。
医療事務の仕事ばしていると、患者さんととても親しくなります。
医師には言いにくいことも、医療事務員には話していかれる方は結構多いものでした。
病気とは関係がない事だと何気に話す内容に、案外 病気に関わる秘密が隠れていることもあるのでした。
これらの情報が医師の診察ばスムーズにさせる役割ば果たします。
患者さんには、お話好きな高齢者の方もたくさんいらっしゃいます。
人とお話ばするのが好きな方には、とても向いている仕事ではないしょやーか?